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歌屋のハナウタ

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主婦、母、そして歌屋である私の活動と独り言

物は捨てても、思い出は胸に生きる!のだ

物って、なかなか捨てられない。
もう使わないとわかっていながら、いざ捨てようと思うと、買った時の気持ちがよみがえってくる。
先日も、子供たちが使っていた物を粗大ごみにだそうと、リストアップしていた。
ベビーカー・・・これはもうさんざん使ったから捨てられる。A型B型、三台もある。
チャイルドシート・・・ちょっともったいないな・・
テーブル付食事椅子・・・まだまだ使える!
ということで、清掃局へ電話するという予定を変更し、椅子を洗うことに。
「まあ、きれい。」
結局、洗った椅子はリビングに復活してるし、清掃局へも未だ電話せずにいる。
古道具屋にでも持って行こうと思っているがそのままだ。
それどころか、椅子を眺めながら思い出に浸ってしまっている。

母も物を捨てられない人だ。
わたしが学生のころ、洋服を捨てると拾って、いつの間にか着ていた。
そんな母がある時、思いきった行動に出た。
それは私が結婚して家を出た時のこと。
母も兄夫婦と同居のため引越しした。
とても忙しかった。
急に決まった引越しだったし、月末だったし、月明けには結婚式の為みんなでハワイに行くし。
追い詰められた母は、業者に留守の間、トランクルームの物全部の処分をお願いしたのだった。
当然その前に、トランクルームの中の必要な物を出し、家の不用品をトランクルームへ移動し一足早く引越しを終えた。
それから一年ほど経って、母に私のアルバムについてたずねた。
「トランクルームにあったけど、そういえば見かけないね。」と母。
いろんなところを探したが結局、私のアルバムの入った思い出の箱が無くなっている。
というわけで、私の幼いころの写真は一枚も残っていない。
引越しの前に気づかなかった私もたしかに悪いが。
昔、樺太から引き上げてきた母はよく、自慢げに言っていた。
「命からがら財産も持たずに逃げてきたけど、アルバムだけは母さん(私の祖母)、大事に持ってきてくれたんだよね・・・思い出が財産だったね。」
そんな祖母の娘だから、わたしのアルバムも持ってきてくれると思っていたが。
でも、いいんだ。思い出は私の胸の中に生きている。
幼いころは可愛かったことも、みなに証明できないのは残念だが。


十数回の引越しを経験した母は、物を買う前に捨てる事を考える。
「これは捨てるときどうやって捨てようか?こことここをはずして燃えないゴミ?」とか
「捨てるとき大変だから買わない。」とか。
それは私にも染み付いているようだ。
だけど増えるんだよねー、物って。
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by tacae | 2005-05-26 00:55 | こんな出来事